TeamGOCHI

神奈川のホビーレースチームTeamGOCHIの公式ブログです。

横須賀ロードレース クラスA

 

こんにちは、山下です。

 

本日は、WALKRIDEさん主催の横須賀ロードに参加させて頂きました。

 

今回はボランティアとして参加させていただき、会場設営後に5周くらい試走。コースは1.7kmの周回で、一部の下りヘアピンが結構怖い。

 

<レースレポ>

カテゴリ : クラスA

距離 : 60km (= 約1.7km × 36)

順位 : ビリオブ完走者

 

8:30からレーススタート。GOCHIからは海くんと2人体制。

 

最初は集団でのリズムに慣れるとこから。肝心な下りだが、集団で走っていると不思議と恐怖心が無くなり、落ち着いてこなせたと思う。

 

8か9周目に入るときに、SBCの山本選手、ディレーブの選手1人がアタックしたのに合流し、3周くらい逃げるも捕まる。

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その後もSBCやディレーブの選手を含むアタックには積極的に乗ろうと頑張る。後ろにチームメイトがいるので、安心して動ける。

 

調子に乗ってたら残り15周くらいから太ももがぴくぴくざわめき出してきた。一旦冷静になって足を休ませる。

 

残り10周のS/Fラインらへんでペースが緩んだのと、ちょうど足を少し休ませたタイミングだったのでアタックしてみた。

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逃げたというより泳がされてたに近いと思うけど、足使い果たす気で踏む。最大で20秒くらい離れてたらしいが、残り6周で捕まる。

 

もう集団にへばりつくのが精一杯。2周くらい着いていくも、結局千切れてふにゃふにゃになりながら単独ゴール。

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終わってからはしばらく酸欠で動けなかった、、、。南無。

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虚無。

 

湘南ゴールドエナジーが爆裂に美味しかった。

 

応援していただいた方、ありがとうございました。

 

photo by @yuki_asato

4/25 ツール・ド・かつらお day2 クラス1

前日に引き続き、今日も参加させてもらいました。

 

カテゴリ : クラス1

距離 : 2 × 28km = 56km

順位 : 19位

 

昨日は日焼けするほど太陽が出て暖かかったが、今日は打って変わってそれなりに寒い。だけど去年の地獄の雨に比べたらマシマシなので、気軽に望む事ができた。

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今日はゴミカスなりに少しでもりょーさんの為に動けたらな〜って感じでスタート。

 

このコースの山場であるもりもりランドの登りでどうせ散らばると思ってたので、最初のゆるい登り区間は落ち着いて過ごす。無いと思うけど、万が一登り前でりょーさんの位置が悪かったらアシストしようとか考えてた。

 

最初のKOMを超えてから、2人の選手が下りで少し抜け出したりする場面もあったが、結局集団でもりもりに突入。そして去年千切れた場所+50mくらいのとこで千切れた。このペースだと集団着いていくのに20年くらいかかるな。

 

結局集団が体感20-30秒くらい前にいる状態で下りに入る。同じく千切れた3人の選手と回しながら集団を追いかけ、二周目入るくらいのところで無事集団に追いつく。

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この時点で、りょーさん含む先頭4か5人→自分が追いついた第二集団に分かれている。もりもり超えた時点で、自分と先頭グループは約1分開いていた。

 

先頭には那須ブラーゼン、山中湖の選手、鈴木龍選手がいるので、集団は追う人が居なくてほぼストップ。んで集団のままもりもりに入って、また千切れる。泣きそう。

 

下りで明星大学の選手2人とジョイン。この2人の選手の心境は分からないが、勝負しにくると思っていたので、それに備えて足をためる。

 

2人のうち、1人に余裕がありそうだったので、その選手をやや多めにチラ見しながら進む。案の定その選手がゴール前200mくらいで仕掛けたので、もがいてギリギリまくってゴール。

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ゴール直後に、安里さんからりょーさんが勝った事を聞き、サラ足に戻った。おめでとうございます。強すぎます。

 

あと無事金子選手と写真を撮る事ができて満足です。気さくな方でした。

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谷くんも引き続きクラス3で3位だったので最高。

 

帰りは「三春門前」という蕎麦屋さんでランチ。歯が生え変わるほど美味かった。

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今回も無事終える事ができてよかったです。また、二日間写真を撮っていただいた安里さん、ありがとうございました。

4/24 ツール・ド・かつらお day1

こんにちは、山下です。

 

本日はLinkTOHOKUさん主催のツールドかつらおに、チームメイトのりょーさん、谷くんと参加させていただきました。

 

カテゴリ : クラス1

距離 : 3 × 11km = 33km

順位 : 6位

 

本大会には昨年も参加させていただいており、昨年同様にスプリントになるだろうと勝手に予想。

 

また今回のクラス1には、GOCHIからは自分とりょーさんの2人で参加。なので那須ブラーゼンや山中湖といった人数が揃っているチームや、昨年優勝した鈴木龍選手などを最低限マーク、とぼんやり考えながらレーススタート。

 

コースは、最初がっつり登り→めっちゃ下り→だらだら登り、の繰り返し。大分はしょってるけど。

 

一周目のリアルスタート後の登りで、恐らく鈴木選手がペースアップ。だけど序盤なのでそのまま下りへ。

 

その後のだらだら登りでも、鈴木選手や山中湖や那須ブラーゼンの選手が散発的にアタック。先程挙げた、人数のいるチームの選手が複数逃げようとした時には極力チェック。

 

二周目の登りで再び鈴木選手がペースアップ。すかさず周りの選手も反射的にチェック。このペースアップの時点で余裕がほぼない。心拍190近いし。

 

三周目の登りでは那須ブラーゼンの選手がペースアップ。多分。ここが今日一番きつかった。爆散しそうな足を必死に回して食らいつく。けど途中で4.5m程度間が空いてしまうが、前のペースダウンを願ってひたすら回す。幸い前のペースは落ちたので、ギリギリ下り入る時に集団復帰。そのままだらだら区間へ。

 

事前の打ち合わせでは、この時点で自分がスプリント出来そうな状態の場合、りょーさんがアシストすると決めていた。なので、恐らく大丈夫との事をりょーさんに伝え、後ろに着くことに集中。

 

りょーさんに牽引してもらうというめちゃくちゃ豪華な状況。余計な情報を削ぎ落として、後ろに着くことだけ考えていたので、精神的な疲労が段違い。ありがとうございます。

 

この時、りょーさんのトップチューブにちっこいバッタが乗ってるのを発見。大事な局面で笑わせないで欲しい。

 

そのまま最後のコーナーまで牽引していただいたが、力及ばず6位でゴール。

 

おんぶに抱っこ状態だが、チームとして機能出来たと思うので良かったです。

 

着順は6位でしたが、那須ブラーゼンの選手分の繰り上げでリザルト上は2位となり、表彰台に乗らせていただきました。

 

その後のレースでは、チームメイトのおおたにがクラス3で3位だったり、知り合いの元気くんがクラス2で優勝したりと、いい感じに触発されながらday1を終える事ができました。

 

明日はまた毛色の違うレースとなると思いますが、引き続き頑張りたいと思います。

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10/14 ツール・ド・かつらお


こんにちは。ryutaです。例によってここにツール・ド・かつらおのレポートを投稿します。

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当初、このレースへの参加は予定していなかったのですがこの記事を受けて急遽参加しました。

 

【拡散希望】ツール・ド・かつらおチーム戦参加者募集(参加費無料)優勝チーム賞金10万円 / 交通整理員も時給が出ます。 | LinkTOHOKU 【競技運営 / タイム計測】レース 計測 自転車 マラソン サイクルジャージ | 郡山市 | LinkTOHOKU

 

そして、TwitterFacebookでチームを組んでいただける方、現地までのあしを募集したところ有難いことに6人の遠征メンバーが集まり参加できる事になりました。改めて、ありがとうございます。

 

チームメンバーは僕、ryuta、GOCHIのおおたに、そしてCLABろーたすのほっしゃんさんの3人です。GOCHIとろーたすの合同チームという事でその名は《GOTUS》

ほっしゃんさんには現地までのあしまでだして頂きました。往復10時間の運転ありがとうございました。

 

僕、ほっしゃんさん、にっしーさんは前日組で土曜にかふぇ&だいにんぐ・ろーたすに集合。ろーたすさんはマスターが自転車乗りという事もあり、とても自転車フレンドリーな肉料理屋さんです。場所はこちら↓↓↓

http://www.かふぇ&だいにんぐ・ろーたす.com/〒330-0062 埼玉県さいたま市浦和区仲町3丁目2−16048-816-4711 https://g.co/kgs/pBUuf5f:id:teamgochi:20181017082300j:image

自転車も中に入れさせて頂きました。この日行われていたにっしーさんのワークショップを終えたお客さんや、練習終わりの方が居て店内は賑わっていました。

なんと、ほぼフォロワーさんだったというのもあり楽しかったです。そして、田渕さんに前回大会の敵討ちを頼まれました(笑)そうこうしていると、ほっしゃんさんが到着。
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車に荷物を詰め込み、いざ福島県葛尾村へ!!車内では色々なお話をできて楽しかったです。そして、長時間の運転ありがとうございました。

葛尾村に到着した頃には辺りは真っ暗に。車でレースコースを試走しましたが、聞いていた通り登りは長くてキツく、下りは狭くてかなりテクニカルという印象を受けました。

ツールドかつらお(10/14) - ルートラボ - LatLongLab

それもそのハズ。9km3.3%の緩い登りと3km7.6%のきつい登りを含む1周28kmのここまで大きなスケールの公道レースなんて今まで見たこと無かったからです。不安を抱きつつも本日の宿であるみどり荘へ。f:id:teamgochi:20181017090500j:image

なんと無償で寝床を提供していただきました。しかもシャワー付き。寝ぶくろとマットを500円でお借りして今日の就寝場所の確保完了です。

みどり荘の受け付けにはエントリーリストらしきものが…JPT、元JPT、E1と強者ばかり。中にはニセコ優勝者やアンダーのJAPAN National teamの選手の名前、ヒルクライム入賞常連とメンツが濃厚過ぎ!!チーム優勝は半ば諦めてもう、なるようになれという気持ちで就寝。

 

そして、6:00に起床。思っていたよりぐっすりと寝れました。


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先に1周のカテゴリーがスタート。そして、今回の遠征組の2人であるにっしーさんとはらいちさんがワンツーフィニッシュ!

良い流れを作ってくれました。いよいよ、3周のカテゴリーがスタート。

 

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最初の登りまではローリング。フィッツが位置を上げてきたのでそれに乗り、先頭の動きが見える位置まであがる。左手直角コーナーを曲がってからアクチュアルスタート。最初の登りで動く選手が居たが、集団がペースを上げてすぐさまキャッチ。

 

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緩く勾配変化をしながら登っていく最初の登り(9km/3.3%)で散発的に飛び出したり、ペースアップでふるい落としを図る選手が居た。後で分かったが、この動きがおおたにに盛大にダメージを与えていた。

中切れが起きても落ち着いてペースで追い集団をつなぐ。最初の下りで下りの不得意な選手が居ることを把握したので、安全策としてなるべく前で展開。

 

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2つ目のキツイ登り(3km/7.6%)でペースが緩み集団が道いっぱいに広がった時、ジュニア日本代表の龍吉選手が単独のアタック。集団が縦に伸びるが追走者が居なかったので大きく割れることはなかった。

下りに入る前に位置を一気に上げて5番手位まで上がる。ここの下りはテクニカルで後方で入ると下り終わった後にかなり足を使わされる危険性がある。それに加え落車回避の意味も。

 

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案の定後ろはブチブチと切れていたが、フィニッシュ地点で先頭付近にいたチームエントリーの選手がチームメイトの到着を待つ形でペースダウン。このレースは個人よりもチームメイト全員がより前でゴールする事が優先されるので普段のロードレースと展開が異なる。

 

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2周目のキツイ登りでレースに大きな動きができる。嘉瀬選手のアタックに宇賀選手が追走。さらに岡選手が追うという展開に。この強力な3人の逃げは何としても阻止せねば大量足切りの餌食になると思い、ペースで追う。後ろに数名着いてきたが登りきって追いついた頃には誰も居なかった。

 

テクニカルな下りもスムーズでハイペースで下り、下り終わった頃には集団と40秒ほどのタイムギャップが生じ逃げ切りが濃厚と思った。しかし、思うようにローテーションが回らずペースが上がらない。

今思えば、皆チームエントリーのゼッケンで後方へメンバーを残しているチームは気が気では無かったのかもしれない。個人的にはチーム優勝は半ば諦めていたので、せめてもの救いでシングルリザルトという思いでこの逃げが決まることを望んでいたのだが…

 

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そうこうしていると後方からブリッジをかけてきた選手が次々と合流。ゆるい上りの後半で力尽き先頭集団からドロップ。そして、ほっしゃんさんが先頭集団へブリッジをかける後ろ姿を見送った。

キツイ登りに入る入口で第2集団に居たおおたにに「ナイスチャレンジ 」と声をかけられ、集団にしがみつこうとするが脚に力が入らない。

 

今にも足を着きそうな速度で必死に最後の登りを登りきり下ってゴール。平坦でも30km/hも出なかった。完全にガス欠になっていた。


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チームエントリーで準優勝を頂き表彰式へ。副賞も頂きました。

 

84kmものロードレースを走ったのは今回が初めてで、最後まで持たずハンガーノックになってしまった事が大きな課題。逃げのったのは無謀だったかもしれないが、自分より数段上の舞台で戦っている選手と走れたことは良い経験となり、自信となった。

 

最後に。ツール・ド・かつらおでは前日に前夜祭でバーベキューが行われたり(本当は参加したかった)福祉施設で無償で寝泊まりさせてくれたり、レース後にカレーが振る舞われたり、レースゼッケンを見せたら近くのせせらぎ荘で温泉に入れたりとホスピタリティの素晴らしいレースだと思いました。

 

沿道に葛尾村の方が老若男女問わずレース観戦にいらしていた事も印象に残りました。レースコースも木々が生い茂り、紅葉深まる中落ち葉が多くありましたがきれいに掃かれ、舗装も新しくテクニカルではありましたが危ないと感じる場所は少なかったです。

 

何よりも登り、平地、下り全ての要素を試される28kmの素晴らしいコースは苦しくもありましたが楽しかったです。この素晴らしいレースが今後も残って続いていくことを願っています。

 

写真 内田 知見様

 

 

10/7 第3回 JBCF 南魚沼ロードレース

ryutaです。例によってここにレースレポを記しておきたいと思います。結果から先に言いますとE2で

3位になりました!!f:id:teamgochi:20181008173439j:image

これでE1に昇格で翌日からエリートの最高クラスでの出走となります。f:id:teamgochi:20181008173550j:image

石川ロードに引き続き、副賞に日本酒を貰ってご満悦です(笑)

 

以下、詳細レポートとなります。

 

火曜日の朝練で台風24号通過直後の和田峠に登ったら、今シーズン決戦タイヤとして運用していたパナレーサー ジラーをサイドカットにて失うというトラブルに。

シーズン中にタイヤを変えるのは不本意だったがストックのパナレーサー レースCに交換。


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タイヤの皮むきと感触を確かめるために金曜日も朝練。ジラーに比べ前後合わせてで90g程重いので軽快さは叶わないものの、28Cのエアボリュームとサイドがしなやかで高速の下りなんかがいい感じ。

アメサイドなのもイメチェンになって気分一新。空気圧はフロント6.2bar/リア6.5barに設定した。

 

夜、帰宅して準備を済ませて23:00には就寝。今回は遠く、受付が早いので早朝の2時に出発して南魚沼に向けひたすら北上。
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6時過ぎには会場に到着しトイレ峠やら、カメムシと格闘していたらあっという間に受付時刻となり、E3とは違う2桁のゼッケンを受け取るとE2でレースを走るという実感が沸いた。

 

バイクを準備し、試走に入ろうと下に降りると丁度、アテンダントを受ける前のおおたにくんが

おおたに「ここまで遠いから疲れた…アテンダントで試走できないよ…下り試走しないとヤバイ」


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今回のコースは登り区間、カーブが続くアップダウン区間、トンネルの平坦区間、ヘアピンの続く下り区間の4つに分けられる。

確かにJBCFのロードレースでこれ程長い下りとヘアピン、複合コーナーが続くコースレイアウトは珍しい。特に第1コーナーは緩やかな高速カーブからの120°カーブ。

さらに2車線程あった道路が1車線まで狭まるので、2車線あると思い込み曲がると

田んぼへダイブする。

登りに入る前に下りで遅れを取らないことが重要なコースだった

登りもキツイ。GARMIN曰く

最大勾配12%

 

そんなんで仲間を心配しつつ、出走時間に近付いたので招集場所に向かったら

おおたに「何とか1周できた」

との事だったので一安心。

 

そのあと、にしさんに会って

にし「今日はryutaくんと谷さんの一騎打ちでしょ!?」

とめちゃくちゃ煽られる

 

おおたに「めっちゃ足重いよ、先週の群馬がピークだった」

(´-`)oO{コレはもしかして三味線か??

 

思いのほか時間は早く進み、あっという間にスタート時刻に


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E2での初レーススタート!!

E2は12km×4周回の48kmにラスト2kmを加えた50km。周回数事に展開を書いていきます

 

1周/4周+2km

後ろの方からスタート。最初の登りでジワジワと位置を上げていく。急勾配からの緩む場所でペースを上げて先頭へ。少し後続と距離が開くものの先が長いので直ぐに戻る。登り切ったあとのアップダウンが続く区間は、先頭のペースが緩んだ瞬間に少し飛び出したりして集団に対してジャブを打つように攻撃を仕掛けた。下りからの登り返し等を使い脚はなるべく使わないように。

レース後に

おおたに「やべぇ、コイツの後ろにいたら足使う。後ろに着くの辞めた」

と言われたからそれなりに効果あったみたい。仲間へ盛大に被害を与えていたのが誤算。

 

トンネルを抜けて下り区間へ。下りはE3と変わらずゆっくりだろうと思い込み、気が緩んで20番手位まで位置を下げていたのが悪かった。

みるみる集団は1列に伸び、中切れが発生してたちまち先頭が見えなくなって焦る。第1コーナーで二つ前の選手が曲がりきれず、田んぼへダイブして行った。

何とか登り区間でペダルを回して追いつく。かなり足を使ってしまったのでこんなのを毎週回繰り返していたらとても持たない。

僕「下りの番手重要だね。早速レース終わるかと思った」

とおおたにくんに話しかけた。

 

2周/4周+2km

アップダウン区間では息を整えつつ単独の逃げなどができていたが、他の人に追って貰い脚を休める。おおたにくんが長い時間引いているように見えた。集団の中はやっぱり楽。

下り区間は1周目よりも前の方で入るが、やはりバラけてそれなりに距離が離れる。先頭付近といえどジュニアギアであったり技量であったりでペースがかなり違う。今度は目の前の人が第1コーナーで曲がりきれず田んぼへダイブして行った。前の人のライン取りを真似るのでなく、自分のラインを信じようと心に誓う

 

3周/4周+2km

レースは半分終わった頃には先頭集団は小さくなり、18名とアナウンスされた。

おおたに「湾岸*が3人いる、何とかしないと。」

湾岸の選手が含まれる逃げやアタックを中心にチェックすることにした。そしたら下り区間へ入った時に一人、湾岸の選手が飛び出す。すかさず追うが、ダウンヒルが速くエキサイティングな下りだった。登りで追いついたので

思わず「速いですね!」と声を掛けると

湾岸A「いやいや、もうビビりながら下ってます」とご謙遜をされた。

 

4周/4周+2km

湾岸A「逃げ、中々捕まらないですね」

僕「逃げている人が居るんですか?」

おおたに「いや、居ないはず」

僕「モトコミッセに聞いてみよう。逃げ居ますか?」

モトコミッセ「居ない、ここが先頭」

こんなやり取りをしつつペースで登っていると下りで崩壊した集団の選手が次々と集まり、またひとつの集団となった。

アップダウン区間に入ると牽制状態に。スルッとCUBEの選手とおおたにくんが飛び出すが、差は広がらず。散発的に起きる飛び出しの吸収はなるべく湾岸の選手に担わせたかったので、前に出てもペースを上げることはしなかった。

トンネル区間に入ると、いい感じのアタックが。そのアタックに便乗して集団から逃げ出したかったが、丁度先頭だった且つ、アップダウンのボトムから踏んだために集団へのアシストに…やるなら前から3人目位のタイミングで勢いをつけ、登り終わりから全力でペースを上げるべきだった。ここでの集団アシストで脚が痙る寸前に

下りでまた湾岸A選手が飛び出す。相変わらずのハイスピードで下り、ふと後ろを見ると後ろも散れ散れに。

 

4周+2km/4周+2km

田んぼダイブコーナーを抜けたあとの並びは湾岸A、僕、3秒程離れておおたにくん、集団という感じ。登りには自信がありここで表彰台に乗れることを確信。あとは湾岸A選手に勝つかどうかという状態に。しかし、ここで邪念が。

『あわよくばおおたにくんとワンツーを』

そこで牽制状態になった湾岸A選手に話しかけ、登り入口のペースダウンを誘発する作戦。

僕「いやー下り速いですね!お陰でかなり集団離れましたよ〜」

湾岸A「フィッツの誰?M君?Y君??」

僕「どちらも違います。レース全然出てないので、ところで登れますか?」

湾岸A「う〜ん…のぼれる!」

レースの最終局面というのに結構長いやり取りをした。

すると、後ろが追いつきカウンターでイナーメ*2A選手とALLEGROの選手がアタック!

それでレース再開のゴングが鳴る。すかさず湾岸A選手が反応しそれについて行く。イナーメA選手がタレ始めたタイミングでイナーメB選手がアタックし、残り200mでALLEGRO、湾岸A、イナーメB、僕という並びに。イナーメB選手はペースが落ちていたのでかわせる、3位か…まぁ目標は達成できるから悪くない。と思って左後ろを確認するとハイケイデンスで上がってくる大きなバルバレーシングクラブの陰が。


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やばい、抜かされる、コレはやってしまうかもしれない!!

もう、全力でもがいた。脚がちぎれそうな位に。実際に左脹ら脛が攣った。


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そして

2位、3位、4位のほぼ一線のゴール!!

ゴール後自分が一体何位なのか分からなかった。ゴール直後に3位とアナウンスされていたそうだが、全く実感が湧かず。下におりて表彰対象者として呼ばれるまで表彰台に立てるかどうか分からなかった。

 

自分の得意とするのは早い段階からの仕掛けによる逃げ切りなのに、スプリントを選んでしまった事が反省。集団が割れた時点で下から踏んでいれば湾岸の選手との一体一でより有利に勝負が進んだ可能性大。勝負感や勝利への執念が足りなかった。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます

 

湾岸*=湾岸サイクリング・ユナイテッド

イナーメ*2=イナーメ信濃山形-EFT

7/15 JBCF 石川サイクルロードレース

Ryutaです!

先日の石川サイクルロードレースについて個人のブログを持ってないもので、ここに書きます。

結果から言いますと

 

E3で

優勝しました!!

 

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かっちゅんも入賞で表彰式は端からGOCHI挟み(笑)

実業団レースで初めての表彰台&優勝でとてつもなく嬉しかったです😆「やっとだね!!」と多くの先輩方に言われ、期待にやっと応える事ができてほっとしています。


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かっちゅんとツーショット

 

また、その場に居たGOCHIメンバーのにしさんやかっちゅんに祝福され、その他沢山の人にお祝いの言葉を頂きました。

 

ここまでサポートや応援して下さったチームメイトの方々、練習に誘って頂いたり付き合ってくださった皆さん、本当にありがとうございました!!

 

以下から詳細レポ。

 

レースが行われる石川町には前日入り。ちなみに石川ロードは石川県でやるのかと勘違いされるのだが、場所は福島県石川町である。(僕も石川県だと思ってました)

本当はレース会場に行きコースを試走と受付をしたかったのだが、三連休の初日の渋滞&午前中授業がありそのあと向かったので到着したのは夕方…辺りも暗くなってきていたので叶わず。

 

宿は新白河駅のルートイン。するとそこには

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宇都宮ブリッツェン

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マトリックスパワータグの姿が

丁度練習を終えたのか次々と選手が帰ってきて着替え、マネが明日に向けて製氷機からせっせと氷をかき集めている最中でした。
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*2018/7/21現時点でポイントランキングトップを争う2チーム。寝ている間にポイントの暴力で消し炭にされそう(白目)

大浴場でトッププロの身体をまじまじとみるまたと無いチャンス!!

と思っていたがタイミングが合わず叶わず…

 

夕食はいつも通りの量を食べて22:00には就寝。冷房を寒いくらい強くして移動の疲れもあってかぐっすり。

 

朝食はホテルのバイキングでご飯をいつもより多めに。レースは午後からなのでヒルクライムみたいに朝が早くなくてゆったりできるのは良い!9:00に出発して10:30頃には到着して選手受付へ。

 

途中で日陰で休んでいるあるびのさんに声をかけられたり。

受付に並ぶとそこには前回の富士山ヒルクライムで負けたもちくんの姿が

もち「絶対登りはあるから来たでしょ!!絶対狙ってるよね!?」

もちろんである。


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今回のコースは上り下りしかなくしかも、ゴールまで4km程登り続けると言うアドバンテージのあるコースレイアウト。春の修善寺ロードレース以来のまたと無いチャンスである。

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E3はここを3周回で40km走る。E3としては距離が長めで、それも馬力のない僕にとっては嬉しい。

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にしても暑すぎる

受付で貰ったタグやゼッケンを取り付けて周辺で軽くアップ。その時、フォースの玉仙さん方やイナーメの倉本さんすれ違い軽く会釈。強いお二方なのでチェックすべきお方。

そして玉仙さんからMIVROのジョンさんも来ていることを教えてもらう。この方も表彰されていたりと折り紙付きの実力者。

 

途中、チーム監督とお会いできたので作戦会議。

監督「今日はRyutaくんのコースだよ!期待しているね!!」

僕「コースで気をつける所とかは無いですか?試走できなかったのですが…」

監督「げっ!3周回しかないのに。道は綺麗だから大丈夫。120°くらい急に曲がって登る場所があるから、集団後方だと完全に止まるので前をキープするように」

僕「攻撃ポイントはどうすれば…?」

監督「最終周回までは我慢。途中の周は登りで引いているように見せかけてペース上げてダメージ与える感じで。逃げれた時はあまり引きすぎるなよ!」

僕「ありがとうございます!!」

 

と言う感じで大体のプランは決まり、出走サインへ。

 

サインへ向かう最中

???「やぁ、こんにちは」

僕「宅島くん!?なんでここいるの…」

彼とは足柄峠、明神峠、道志みちを走ったり自走あざみラインをしたりした仲。めちゃくちゃ強くて1度も勝ったことが無い…正直今日は僕の日じゃ無いと思った。

僕「楽しくないな〜なんでE3なの」

宅島くん「楽しんで下さいよー今日がデビュー戦です」

僕「絶対今日で上がる(昇格)でしょ!!」

宅島くん「そのつもりです!!」

フィジカルで圧倒的に劣る僕が彼に勝つには勝負所までに無駄足を存分に使って貰うか、不意をついてのアタックしかない。

 

色々考えながら出走サイン待ちをしているとPを走り終えた田渕さんが全身吊りまくり、とても歩けないような状態になり、あるびのさんが肩を貸している場面に遭遇

僕『すげぇ…あんなになるまで追い込むんだ』

 

車検終わったあと整列しようと思ったら、スポーツドリンクの粉をボトルに入れ忘れたので一旦車に戻る。今日は暑いので氷パンパンに入れて、保温機能付きボトルに。暑い日のレースは冷たいドリンクは心身共に重要!!

そうして整列しようと戻るとほぼ最後尾に…まいっか。今日は長いし。スタート前に水をひとかぶり

 

アナウンスの合図とともにスタート!

『あれ?初っ端から速くない??』

どうやら今日はスタートと共にアクチュアルスタートらしい。修善寺ロードや群馬ロードではパレードランが数キロあったので戸惑い、気がついたら最後尾でヒラヒラ。

 

スタート直後の登りでは集団が大きく広がり前に出るのを阻まれ後ろの位置のまま下りへ。

『嫌だな…誰も落車しないでおくれよ』

 

下り終えて平地区間になった時、集団は縦に伸びていて前に出れるスペースができたので一気に踏んで80番手から20番手まで一気に上げる。平坦区間でペースを上げる人が居なくて有難かった。

 

120°カーブからの登りを登りアップダウン区間に入った時に10番手以内に入れたので一安心。宅島くんや玉仙さんが居たので

「やっと追いついた!」

と声をかける。

 

下りに入るとフリーダムが上がってきてかっちゅんに、みやくんの姿が見えて凄く身内感。コースを全くもって知らないので、下りコーナーをゆっくり下っていたらガンガン抜かれていって一気に20番手位に下げる。まぁ、試走しない自分が悪い。

 

もう1回大きく曲がるコーナーを曲がり登り続ける区間へ。そこで再度位置を上げる。イケイケなユースが別組に振り分けられて居たのか、暑いからなのか分からないがファーストアタックもかからず登りのペースはゆったりしていて集団も横一列に。1周目だから僕も様子見してステイ。

 

宅島くんが余裕そうだったので

僕「脚めっちゃ貯めてるね!」

宅島くん「今日はなるべく無駄足使いません」

クレイバーだ。デビュー戦でしょ!ハッスルしたいでしょ!!(無駄足を使ってよ…)

僕はデビュー戦の修善寺でアクチュアルスタートから逃げて死んだ苦い思い出が。

 

比較的ゆったり登り終えて1周目は終了。最初の登りで前に出れそうだったのでじわりと上げ、少し集団から飛び出す形に。そこに1人追走してくる形で追いついてきた。

 

???「もしかしてRyutaさん?」

僕「あ、はい」

まさかレース中にもしRyuta事案が発生するとは思わなかった(笑)

???「千葉の拓海くんがお世話になってます。あの赤い斑点のバイクの」

僕「いえいえ!」

あまりに突然の出来事でお名前を聞き返す事もできませんでした…お声かけありがとうございます!

 

お話していたら宅島くんが丁度頂上付近で追いついてきたので下る前に前に出てサイン

宅島くん「えーそれは」

僕「えー引けないもん」

体重的にも不利でフィジカルも負けている相手を下りで引くとかする訳ないでしよボソ

宅島くん「コーナーで踏みます」

集団の人数を減らしておきたいと言う目的は一緒みたい。少しここで集団は伸びたが下りで落車があったようでその処理でコースが狭くなっていてペースが落ち、登りに入る頃にはまたひとかたまりに。

 

登りに入る前の鋭角コーナーでペダルヒットか、僕の3人前の人が落車していて1人巻き込まれていて危うく突っ込む所だった。

 

そして妙にボトルケージがガタツクのでなんなのかと思ったら、ケージのボルトが緩んでいました…仕方ないのでケージに入ったボトルをバックポケットに刺し直し。

 

ゴールまで残り2km辺りの所でイナーメの選手が逃げていたが左側に居て、追える場所ではなかったが程なくして吸収される。集団は中腹で3周目に入ったが、逃げ吸収後にペースアップした選手2人とジョンさんが前に見えた。ジョンさんが後ろを気にして戻ろうか迷っていた様子でいたので

僕「ジョンさん行くよ!」

と言ってから2人にブリッジ。

僕「回せば逃げられるかもしれない!!」

と声をかけて先頭交代を促すがどうやら逃げ切りたいと言う訳じゃないみたいであまりペースが上がらない。

下りで少しギアを掛けて踏むが後ろから集団が追いつかれたので直ぐに踏み辞める。

テクニカルなコーナーも無いしTTTみたいに相当の脚が揃わなきゃ無理だよね…

 

そしてアップダウン区間に。集団にボディブローを打っておきたいので登りで飛び出し、下りで吸収されるの繰り返し。ジョンさんが反応してくれたりSHIDOの酒井さんが反応してくれたりしました。しかし下りで吸収される。

 

最後の鋭角のコーナーを曲がって4kmの上り区間に。ここでじわりと上げてまた集団から飛び出す。後ろとの距離を気にしつつ長めに踏むが誰も来ない。

僕『これ、もしかして行けるんじゃ???』

コーナーの死角を利用してガチ踏みしているのをバレないように、いつでも追いつけると思い込ませるように踏む。

 

残り3kmを切った頃にモトコミッセールが近づいてきて黒板で「-7秒」と知らされる。凄いツール感。

 

そのままペースで走り続けて2km地点に

モトコミッセール「15秒!離してる。頑張れ!!」

僕「あざっす!!」

 

『先頭は本当に静かだな…』

しかしだんだんとキツくなりペースが落ちる。1.5km地点に差し掛かると

モト「10秒位。後ろも追ってる!」

僕「マジか500mで5秒詰められた…追いつかれる」

1人で走るのってこんなにもキツイのか!!後ろを振り返るとさっきまで見えなかった集団がどんどんと大きくなるのが分かった。

『これは追いつかれて負けた群馬のパターンだ…』

 

スプリントの可能性を考えてオールアウトギリギリで逃げ切るペースから、1つギアを落としてスプリントに備える。

 

補給地点でチームメイトから

「いけー!!踏め!!」

と言う声援がはっきり聞こえた。

『落ち着いて、最終コーナーをミスらないように』

 

しかし、意識し過ぎると失敗するもので…最後のコーナーを慎重に曲がるがミスをしてアウトに膨らんでしまう。ラインを修正しつつ後ろを振り返ると

ロケット花火如く飛んでくる青いジャージが

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慌ててもがいて何とか

逃げ切り勝利!!

ゴールで待ち構えていたにしさんがくれた冷たいボトルが気持ちよかった。

大井さんはまるで自分の事のように喜んでくれて抱き合い、八幡さんからは「アタックし続けたのがやっと実ったね!」と言われ、チームメイトから沢山の「おめでとう」と祝福の言葉を頂いた。

 

表彰式ではありがたいことに地物の3kgの桃と地酒のきららを頂いた。桃は大変美味しく頂きました😋きららはGOCHI、BBQの時にでも持っていきます。かっちゅんが欲しがっていたので。

帰りは事故渋滞やらで遅くなってしまいましたが、Twitterで頂いた皆さんのメッセージを返信しつつなんだかふわふわとした嬉しい気持ちを抱えながら帰りました。

 

次からはE2。また良い成績報告ができるよう努力を続けたいです!

6/24 水信玄餅オーバーナイト&霧ヶ峰

Ryutaです!

6/24のライドの様子は他のメンバーが既に書いてくれていますが、自分からの目線で書いてみたいと思います。

ゆうくんの記事

水信玄餅オーバーナイトラン : のんびり気ままに

たにくんの記事

6/24(日)水信玄餅ライド - 自転車屋見習いの練習日記

拓海くんの記事

念願の水信玄餅!part① - パティシエローディー⁈

念願の水信玄餅!part② - パティシエローディー⁈

 

今回の予定ルートはこちら!220km/4200mUP

0624水信玄餅ロング - ルートラボ - LatLongLab

脚でだけでなく絶景でオーバーフローしそうなコース。

 

集合時間は深夜の為19:00には就寝。ぐっすり4時間は寝れた。そしてTwitterを開くと今回のライドの立案者の1人である、なみさんが遅くまでお仕事と格闘していた事が判明…これはもしや(フラグ)


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ササッと支度して集合地点へ向け、真っ暗で静かな20号線を走り終電を過ぎた高尾山口駅で写真を撮っていると…

 
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なみさァァァん!!

(そして見事なフラグ回収)

 なみさんの思いを背に暗闇の大垂水峠を登る


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この辺りで空から水がポツポツと…

 

もしやこれはなみさんの涙!?

 

僅かばかりに路面を濡らした彼の涙と、後ろから煽ってくるスターレットが暗闇の峠を下る僕を苦しめた…

 

そしてほぼオンタイムで集合場所に到着
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今回のいかれたメンバーを紹介するぜ!!

 

ポアルージュカラーのGiantを操るパティシエローディーの拓海

 Timeを手に入れ走りまくり、パワーアップしたおおたに

 ゼリウスをシェイクダウンしGOCHI数少ないゆるポタ勢のゆう

 アディクトを絶賛ディアゴスティーニ中のおおにし

そしてイカれたコースを考えて企画したRyuta

 

以上のメンバーで水信玄餅を目指す!!


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 ほとんど車の通らない上り基調のアップダウンを繰り返す20号をひた走り、大月へ向かう。眠気覚ましでコーヒーを飲みすぎたのか、少し胃がムカムカするのと尿意が近いので1hr位でコンビニストップ


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ローソンで買い物して出てくるとちょっと屍が

*ペースは穏やかでした(個人の感想)

立ち止まると少し肌寒いくらい。今にも泣きだしそうな空模様で、なみの涙が時よりポツポツ


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腕立て伏せをしちゃうくらい余裕の拓海

彼の腕立て伏せは永遠に10回目が来ない

拓海「7!8!9!9!9!……」

と円環の理に導かれていた

 

大月を過ぎたあたりから空はだんだん明るくなり同時に、第一難関の笹子峠にむけ斜度がきつくなってきた。フッと振り返るとゆうくんがちょくちょく消えてる。

 

笹子峠は旧道を通るのか、新道のトンネル内を通るかの選択を迫られるのだが当初の予定では旧道を登る予定だった。だが、ゆうくんがキツそうだったのでその選択は彼に委ねられた

 

 ゆう「どの位登る?」

Ryuta「ストラバ曰く6km/350Upくらい」

ゆう「トンネル

 

既に焦点定まらず、遠いどこかを見つめている彼の賢明な判断であった。個人的にも雨チラついていたし、頂上は1000m超えで麓で既に寒いのに更に寒い中ゆうくんを待って下るのも嫌だったので登りたくなかったのが本音←

 

という訳で長くて生ぬるい笹子トンネルを通り甲府までバビューンと!盆地の鍋底までは下り基調に加え、追い風だったので一瞬のように感じた。ただ、市街地に入ると今まで信号が全く無かったのでタイミング悪く変わる信号ストップがストレスに感じた…

 

目的の金精軒のある白州までは思ったよりも登るのである。甲府の標高250mから白州の標高600mまで30km/350upほど。去年なみさんと甲府で「余裕で間に合うじゃん」と余裕ぶっこいてゆっくりしていたら、緩やかな登りに加えて猛烈な向かい風により遅延し、かなり踏まされたので消耗した。今回は時間に余裕があるのでゆっくり、ゆうくんを介抱しつつ向かった。

 

雨が上がり勝利宣言していたら神奈川は雨が降っていたらしく、長老からヤビツが登れないと八つ当たりリプが来ていた。ほんと好きねぇ


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やっとこさ到着!金精軒のお兄さんに撮っていただきました。夜を徹して走り着いてこの風情ある店構えの店内で頂くのが良いのです!!


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今年は第1ウェーブに位置取り成功😤

昨年は遅かったので眠気で意識が遠のくほど待った記憶がありましたが、飲み物買ったりTwitterしていたり、谷さんの鍵の番号探ししていたらなんだかんだ一瞬で時間に。


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お待ちかねの水信玄餅に今年も会えました!!

皆でプルプルさせて動画撮ったり。ジェネリックも出てきましたがやっぱり金精軒の水信玄餅が一番だなと。

ゆうくん目的を達したので超級山岳前にお別れ

 

 ここが我らの終わりであって始まりの地

第2章 八ヶ岳霧ヶ峰

始まり始まり

霧ヶ峰の前に八ヶ岳エコーラインで絶景のアップを済ませるために脇道をそれて白樺湖へ向かいます。去年は1本脇の八ヶ岳鉢巻道路を通ったのですが、大変さの割には景色が良くなかったのでカット。

 

まだまだ雲行きが怪しく、どんよりとした曇り空で

おおたに「これで絶景見れなかったらもう、モウ〜」

牛かよ。

そんなのは行ってみなきゃ分からない。

 

ゆうくんも離脱したことだしということで、お尻の凝りをほぐす為に登り口までの平坦をちょいキツいペースで1本引き!そして登りに入った途端彼らの裏切りが始まった

 ペースで走っていた所を拓海くんとおおにしくんが追い抜き、ジリジリとペースを上げてく

Ryuta「拓海くん、300w位でてるんちゃう??」


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ROTOR INPOWERな拓海「280wくらいw」

そりゃまぁ、後ろで風邪避けてたらそんくらい造作もないだろうな!!こっちは引き疲れてるの😠酷い使い捨てを見た

 

道中、話題変わって道間違えると言う話し。

おおにし「道の2択でよく間違えるだよね〜例えばここの丁字路、右?」

Ryuta「いや、左」

 後で確認したらおおにしくんが合ってました。すみませんでした🙇

 

そんなこんなでなかなか良いペースで走っていたらエコーラインの絶景スポットに
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 だ!!これなら霧ヶ峰も期待できそう。麓のセブンで補給をしていると

おおにし「フォロワーさんが霧ヶ峰行ってるみたいだけど、サイレントヒルらしい…」

いや、山なんて行ってみなきゃ分からんだろうが!!


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白樺湖までの登りはあまり景色が良くないので踏みました。唯一パワメのついている拓海くんのワットを見ると3/4位僕の後ろだった彼でも4.3倍位出てたみたいです。ハイ

オーバーナイトで獲得標高2000m超えてからこれはキツくて、拓海くんが先頭に出て5倍で引き始めた時はひき捨てられる所でした…


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白樺湖!ここで我々は大勝利を確信

写真では伝えきれない静かで綺麗な湖でした。そして何よりも空気が気持ちいい!!ブヨが襲来してこなければ永遠に居たかった

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ここからはゆったり景色を堪能しながら。(脚が売り切れた)

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振り返るとさっきまで居た白樺湖があんな大きさまで。

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屍が…かなり前に見た光景だな🤔🤔💭

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ひと仕事終えた男の姿(この画像好きすぎてインスタのアイコンに😛)

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そしてピークに到着。

レンゲツツジが丁度見頃で、その淡い赤色が熊笹の緑一面の景色に色を添えていて綺麗でした。霧の駅へ下り遅めの昼食に


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ゆるきゃん△

椅子につくとのび太並の能力を発揮して眠りにつくおおにし、無言になる一同。疲れは限界に達していた…という訳で美ヶ原へは向かわずに諏訪湖へ下ることに。


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君の名はな公園

下るとガンガン下がる標高と比例するようにドンドンと上がる気温。下は猛暑の暑さで相当上が涼しかった事が判明。

上諏訪のファミマでアイスを買って食べてからスーパーあずさで帰宅。

 

今回も良きライドでした!毎年夏の恒例ライドにしたいな!