第3回大洗あんこうファスト②
こんにちは。ryutaです。前回の続きです
第3回大洗あんこうファスト① - TeamGOCHI
大洗駅へ到着後は本日の宿泊場所である、いそやさんへ荷物を置きに。
そこで荷物を部屋に置くメンバーを待っている時になみさんの様子がおかしかったので聞いたら、お腹が減りすぎて死にそうと言う。そこで手持ちのカロリーメイトを与えたら彼は体育座りをし、駐車場の片隅でハムスターが向日葵の種を食べるように貪り、一言。
「おいちい…」
ボイスレコーダーで残すべきだった。
ここまでハードだった為にそれぞれ限界を迎えているようだ。いよいよ、今回の最大の目的地と言えるかま家さんへ
ゆうくん曰くこちらは3年連続でお世話になっているそうで、ここのあんこう鍋は全鍋料理の中で最も美味しいとの事。中もガルパン愛を感じる。
案内されたのは2階の10人が余裕をもって座れ、特別感を感じる個室。そこには既に鍋がセットされていた。オタクの集まりで盛り上がるのは必然。周りを気にせずに話せるのは良い。
食材が運ばれてくるまでの間に先に生あん肝をすり潰す。
きめ細かくすり潰す程美味しいそうだが、なかなか体力が必要。昨年は女将さんに何度も「まだまだね〜」と言われ、人数が少なかった為にローテーションが回らずキツかったとか。
食材が運ばれてきた後、女将さんにあん肝チェックをして頂いてGoサインが出てから調理方法の説明が始まった。
目の前にセットされた鍋はどぶ汁であん肝と食材の水分のみで調理する。あんこう鍋よりも更に濃厚な味わいになるが、焦げ付きやすく上級者向けとの事。そして、最後の〆の為に汁を飲みすぎないように何度も注意された。
出来上がった鍋を食す。
白菜も、エリンギも、しらたきも豆腐も…何もかもが旨い!!あん肝の濃厚な出汁が絡まり、口の中で海鮮の旨みが弾け飛ぶ。あんこうは淡白な白身だがそれ故に濃厚な汁とベストマッチで、旨みを吸った身がホロホロと口の中でほどける。皮に近い部分はコラーゲンにたっぷりと脂肪を蓄え、モチモチとした食感と共に脂の旨みが溢れていた…
そして一瞬で食材の無くなった鍋から汁をひと口。なるほど!!これは確かに飲みすぎて〆ができなくなってしまう。あとの楽しみの為に我慢ガマン。
そしてお待ちかねの〆は白米と卵を鍋に混ぜ入れる。美味しくないはずがない!!ここまで200km走ってきてグリコーゲンは枯渇し、本能的に炭水化物を欲していて、最高のダシでつくるおじやである。
皆、旨い、美味いとだけ言い一瞬にして無くなっていた…人は美味しい物の目の前では語彙力が低下する。
ふじなみ氏が「海鮮系の鍋は苦手だが、コレは美味しい!!」と言っていたのは、新鮮なあんこう故に臭みが全くもって無かったからかと。
お腹と心が満たされた後は、全身あんこうの匂いで包まれた体を浄化する為に潮騒の湯へ。自転車乗りが集まり風呂へ入ると身体の話しになるのは必然なのか?あの筋肉が凄いだのなんだの…澄明で塩味を含んだよく暖まる湯だった。
まだまだ今日は終わらない!!と言う訳で、お酒を買い本日の打ち上げ。ふじなみ氏が音頭をとり、無事の到着を祝して乾杯。かなりIQの低い会話がなされていたが楽しかった。
そして、このあと大洗に来てまで皆でクソアニメ鑑賞。皆でチャチャ入れながら見るのは楽しいね!ここらでパタリ、パタリと意識を失う人が増えたので解散!!
2日目は次回に